2011栽培日記(収穫)

【2011/04/12】

今年は4月に入ってから強風が続いています。ほとんどの苗が根元から傾き、中には折れてしまったものもあります(写真左:3苗群、写真中央:2苗群)。おまけにアブラムシの被害も目立ってきました。とりあえず、他から持ってきた土を盛って応急処置を施しました。なんとか持ちこたえて大きな莢では7cmくらいになりました(写真右)。

【2011/05/03】

今年の収穫祭は最悪です。原因は、軒下で栽培していたため十分な水遣りができなかったことと、何故か今年は強風被害が多かったことだと思います。もうすでに見るも無惨な姿です。

あまりにもみっともないので早く収穫してしまいたかったという心理がバレバレです。中にはまあまあな莢も垂れ下がってはおりますが、例年と比べるととても比べものにはなりません。豆も小粒揃いでした。

一応、収穫結果です。こちらは3苗群で、37莢71豆)でした。1苗あたりの収穫率は、12.3莢23.6豆)/1苗です。豆の重さは、2.54g±0.69でした。

こちらは2苗群で、36莢75豆)でした。1苗あたりの収穫率は、18.0莢37.5豆)/1苗です。豆の重さは、2.26g±0.74でした。

今回の結果は、あくまでも参考ですが、3苗群、2苗群ともほぼ同等の収穫莢数と豆数になりました。同じサイズのプランターでは、苗数に関わらず同じ量の収穫ができたと言えるかもしれません。ただ、1苗あたりの収穫率では、2苗群の方が良好であり、3苗群 vs 2苗群でも苗数が少ない方が収穫率は良いと言える結果なってしまいました。しかし、今回はあくまでも参考です。

いちおう、3苗群と2苗群で収穫した豆の重さに差があるのかどうか検定(Unpaired-Student's t-test)してみたところ、有意差が出てしまいました(p=0.0220)。莢数では3苗群が1本多かったわけですが、その他は、2苗群の方が豆数が4個多く、1苗辺りの収穫率も良さそうな結果となっていましたが、豆の重さでは有意に3苗群の良かったという結果になりました。今まで豆の重さで有意差が出ることはなかったんですが、今年はよく分からない結果です。やっぱり栽培環境を元に戻して来年に持ち越したいと思います。