2010栽培日記(発芽)

【2009/11/05】

今年も空豆栽培の季節がやってきました。どうしても貧乏性が出てしまいお徳用を買ってきてしまうんですね(昨年とまったく同じもの...)。今回は17個の種が入っていました。で、今さらなんですが、お歯黒(臍と言われることも...)を下にして蒔くことは分かっているものの、種をよく見ると凹んだ部分があって、茹でた後にそこをよく見ると芽?のようなものが出ていることがあります。

そこで今回はお歯黒を下にして蒔くんですが、その部分(空豆の種を腎臓に例えるならば尿細管側)を下にした方がよいのか(写真中央)?それとも上なのか(写真右)?を検証してみました。すると、やはり私の予想通り尿細管側を下にした方(写真中央)が順調に根を伸ばし、上にした方(写真右)は根が出てきませんでした。

今までなかなか発芽してこなかったものは、もしかしたら種を置く向きが間違っていたのかもしれません。今年の検証で分かったことは、種の凹んだ部分(尿細管側)は根っこが出てくるところなんで、土の中にそのままもぐっていけるように下にして蒔いた方が良いということです。

【2009/11/22】

今年の11月は非常に寒かったので、発芽まで17日もかかってしまいました。写真左の左側(9個の苗)は凹んだ部分を下、右側(8個)は上にして蒔きました。右側はまだ発芽していません。

【2009/12/12】

トレーの左側は早く発芽した苗で右側が遅れて発芽した苗ですが、最近あまり差を感じなくなってきました。ただ、蒔き方を間違えたまま放っていたので、カビが生えて発芽しない種が2個ありました。

今年の発芽結果は、15個/17個(発芽率88.2%)です。

【2009/12/14】

そろそろ空豆を定植する時期になりました。昨年から1プランターあたりの苗数を変えて収穫数や収穫率のガチンコ勝負をしています。

昨年は10苗群と5苗群でガチンコ勝負し、収穫数ではやや10苗群が優勢でしたが、収穫率では5苗群に軍配が上がりました。また、過去に3苗で育てたこともありましたが、苗数による収穫率を気にしていなかったので単純に5苗群と比較することができません。そのため、今年は5苗群と3苗群でガチンコ勝負したいと思います。年度を挟んでしまうと、その年の気象条件やアブラムシの被害状況など影響してしまいますので、同じ条件でのガチンコ勝負が一番ですね。

【2009/12/31】

10日前に寒波でへなちょこになってしまった空豆の苗ですが、見事にシャキッと復活してくれました。さすが空豆ですね。一度、寒さに曝されないとよく育たないと言われるくらいですから、これくらいへっちゃらです。5苗群も3苗群も今のところ順調に生長しています。大きさにも差は出ていません。