2009栽培日記(収穫)

【2009/04/23】 1回目の収穫

空豆の収穫第1弾を行います。ずいぶん前から垂れ下がっていた莢を収穫してみることにしました。いつもと比べてあまり大きな莢にならなかったので収穫しようかどうしようか迷ったのですが、写真右のように試しに1莢収穫してみるとちゃんと豆になっていたので、垂れ下がっているものだけを収穫しました。

写真左の左側のプランターは1ヵ所に2苗ずつ(全10苗)の10苗群です。右側のプランターは1ヵ所に1苗ずつ(全5苗)の5苗群です。どっちがたくさん収穫できるんでしょうか?第1弾だけでは何とも言えませんが、とりあえず途中経過です。

写真左は10苗群で16莢(38豆)収穫できました。写真中央は5苗群で、9莢(24豆)の収穫になりました。10苗群は5苗群より1.58倍の収穫量でしたが、1苗あたりの収穫率は1.8莢(4.8豆)/1苗、1.6莢(3.8豆)/1苗で5苗群がやや優勢でした。

写真からは分かりづらいかもしれませんが、豆の大きさは人差し指から親指の第一関節から先くらいです。今年はとても小さく、もしかしたら収穫するのが少々早かったかもしれません。豆の重さは10苗群が2.01g±0.38、5苗群が2.02g±0.31で、統計学的に有意差はありませんでした(p=0.9841)。

【2009/05/03】 2回目の収穫

空豆の収穫第2弾を行いました。莢が垂れ下がってから十分収穫時期になっていましたが、もう少し待っていれば大きくなる莢もありました。しかし、アブラムシの被害が尋常ではなかったので本日をもって今年のそらまめ栽培は終了することにしました。

左の写真は10苗群です。今回は29莢(41豆)でした。第1弾と合わせると45莢(79豆)です。豆の重さは4.22g±0.49でした。

左の写真は5苗群です。今回は21莢(36豆)でした。第1弾と合わせると30莢(60豆)です。豆の重さは4.14g±0.85でした。

空豆の収穫、第1弾と第2弾の結果を合わせて言えることは、豆の大きさは、収穫のタイミングで違うものの、10苗群も5苗群も統計学的に差がありませんでした(p=0.9841、p=0.6257)。収穫量も第1弾では10苗群は5苗群より1.58倍の収穫量でしたが、第2弾では1.14倍でした。ということは、両群の大きな違いは収穫率になります。1苗あたりの収穫率は、10苗群が4.5莢(7.9豆)/1苗、5苗群が6.0莢(12.0豆)/1苗で、明らかに5苗群が優勢でした。

今年の収穫は両群合わせて75莢139豆)/15苗でした。この収穫率(5.00莢(9.27豆)/1苗)は、2006年の5.33莢(8.83豆)/1苗、2007年の8.00莢(16.57豆)/1苗、2008年の3.38莢(4.94豆)/1苗と比べるとまあまあな結果だと思います。ただ、今までは写真右のように豆1つ1つの重さを量っていなかったので、今後は1個として数える重さを決めたりする必要があるかもしれません。